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12/27(木)はれ
01/12/27 Thu
東京の朝。まだ、暗い都心の道をひた走るフル装備のチャリ１台。
一路九州…いや、今日はまだ会社に向かうのみである。（すっかり気分は九州である）
仕事中も気分は九州。
回りにチャカされながらもめげずに九州…いや、仕事する。
会社の終了。1日早く休みに入る若干１名のチャリダー。もちろん俺のことだ。
鐘がなると同時に会社を…いや、もう少しちんたらしながら会社を出る。
フル装備のチャリは、みしみしと音を立てながらまだ知らぬ川崎のフェリーターミナルへと向かう。
それは、まだ知らぬ吸収の…いや（アホなコンピュータだけに、漢字変換もアホだ）
急襲の…（まだアホだ…）。
まだ知らぬ九州への道のり。
知らない道だけに距離が読めない。地図上での距離は、走ってみないとわからないものだ。
意外に時間がかかり、少しあせるが出港の時間よりも２時間近く余裕で到着。
マリンエキスプレス。
九州は日向へと私を運んでくれる今回の友２号である。（１号はちゃり）
少しボロめの待ち合い室だが、少し向こうには客船が既にお待ちしている。
乗船前、「バイク、自転車の乗船を開始します」との放送。
いがいにはぇぇなぁ。と、フェリーの前に進むと、フェリーは前をパックリ開けている。
どうやら、前から乗り込むタイプのようだ。
日本海側の便に比べたら小さくかわいいもんだが、目の前にするとやはりでかい。
しかし、バイクしかいないなぁ。やはりこの時期…期待したチャリダーはおらず。
係りの人がバイク、チャリの数を数えて乗船開始。
もちろんバイクはエンジンかけてブロロロロ〜〜と進んでしまいます。
そんなバイクを見送ってちゃりちゃりちゃりちゃり後を追うのは私です。う〜ん、みじめぇ〜。
船の内部（車両甲板）に進入する。いたるところに突起があって走りにくい。
しかも、はるか前を行くバイクは船内の坂をのぼって２階甲板に進んでいる。
「げっ、まさかあれあがらないよなぁ…。」
とかすかな望みを繋ぎつつ、船内車両甲板へ。
坂の前で待つおいちゃんは、無言で手をあげる。坂の上を指して…。
「あ゛う…」
ここへきて、意外な昇り勾配。
すっかり油断していたので、気合を入れる。
「ふんふんふん！！」
…が、結構きつい…。
しかも、変なぼこぼこあるし、いや〜ん。
あと少し！！
ヨレヨレ…。
「ふぅ。」
なんとか登りきる。
登りきったところで、チャリを係りのにいちゃんにチャリを渡して、いざ船室へ。
そして、晩飯タイム！！
ここはフェリー「フェニックスエクスプレス」の展望通路内。
腹へりだったので、ファミリーマートで仕入れておいた鳥肉丼を食す。
…これ、焼き鳥の肉まんまじゃねぇか。
でも、腹が減ってる時に食うとうめぇなぁ。
なんだか、たばこを吸ってる人が沢山いて煙いので、撤収しようかなぁ。
…目の前に、座られてしまった。
３人掛けって感じの席配置なので、座るには「相部屋」的感じがつよい。
撤収しようとした瞬間、「いいですか？」と聞かれて座られてしまったので、ここで立つのもなぁ。
逆に向こうが追い出したみたいに思うかもしれんし…。あ、向こうが撤収した。撤収しよ。(19:06)
さて、寝るか。
寝台に帰ってきて、意外にも眠いことを知る。まだ、８時前だと言うのに。
寝台内の小さなもの音が気になり出す。耳栓をする。
エンジンの鼓動がかわる。
かすかに汽笛(？)が聞こえる。どうやら出港らしい。
眠いために見る気になれないが、東京よさらば。そして、おやすみなさい。
夜の、トウキョウ・ベイ、ヨコハマ・ベイetcを望むのもいいが、ちと眠いんだよなぁ。
今日から、毎日この調子で書いていくわけですが、どうなるんでしょう。(19:40)
今日の工程。
朝：チャリフル装備で通勤→夜：川崎ＦＴ→フェリー「フェニックスエキスプレス」→19:50頃出港→おやすみ
