阿蘇タイトル.jpg

Apr
26
27
28
29
30

May
1
2
3
4
5
>6<
7

BACKNEXT


05/ 5/ 6 Fry
 
テントは無事でした。でも弱ったポールはちょっと曲がってました。再補修。
朝飯もそこそこに、雨があがるのを待つ。
 
PICT0782.jpg 雨が小ブリになったところで、ちょっと近所を観光。あと、郵便局に寄り道。
もう昼前だ。
二人して、一路海沿いを北に向かって多比羅へ。ここからフェリーで再度熊本県へ戻る。
長洲だが。潤氏は今日中に帰るのでそれに向けてである。
たしかに長崎から帰るよりは効率がよい。
 
長洲から大牟田へ行き。(途中、執拗に馬刺しを求めるあまり、時間をロスしたが)
大牟田に近づくと雨が降り出す。6
雨の諏訪公園で最後はお別れ。私はここで本日テントとする。
 
それではよい旅を。。。
 
って、早っ
 
========================================
はいはい。この日の分も書き直そうかな。
 
雨はあがったか。。。耳栓しているので雨の音すら聞こえない。
いや、やっぱり雨は降っている。東屋のおかげでテントはほとんど雨に濡れていない。
しかも、浸水もない。フローリングのように板張りなので雨が下にしみ出してしまうのだろう。
とりあえず暖かいコーヒーが飲みたいからと、お湯を沸かす。
隣のテントはまだお休みのようです。
 
朝ご飯でも炊いておこうかな。なんせ時間かかるからね。
先に起きて、しかも起きたらご飯が炊けてますよ〜なんて、いや〜こんな優しい人がいていいんだろうか!
な〜んてあくどい考えをしていたら、隣のテントはゴソゴソ起きだしてきました。
う〜ん、うまくいかないもんだよね。
 
まずは、朝飯をコトコト作りながらっと。今日はどうすっかなぁ。考えます。
でもねぇ、まだ雨が降っているのです。
止んだかなと思ったらザザーっと降り出す。この繰り返し。
だから今後の展開を考えちゃうんだよね。まぁ、先ずは朝ご飯っと。ちょっと量が多いけど。
 
朝ご飯の後は、ちょっと風が強い中でテントをたたむ。こうでもしないとなかなか出発しないから。
昨日の強風でポールの折れた所はちょっとまた折れかかっている。ガムテの効果も弱っている。
再補修するべと、一度ばらしてからまたテープでグルグル巻きにします。まぁ、もうあと何日も無いはずだけど。
このポール、帰ったらちゃんと補修するか、新規に買いなおすか考えよう。
テントもまだ新しいのでテントを買い換えるのは考えもんだしなぁ。う〜ん。
 
昨日フェリーターミナルの観光案内所でもらった島原マップを見つつ、まずは島原巡りを計画。
武家屋敷があるらしいので。ある。
潤氏「お、郵便局もあるー」
気付けば今日は平日。巷じゃGWから開けて仕事している人もいるわけか。
郵便局も同じで、平日の今日は郵便貯金ができるわけじゃな。
なんでーわざわざ郵便貯金なのー。と思う人は、潤氏のHPを読んでくだされ。どっかに書いてあるはず。
 
食後に何故か「ケーキ」を食べる。う〜ん、昨日靴をビチョビチョにして雨の中買いに行ったよなぁ。
努力と執念の結晶の味がする。
なんでーわざわざケーキなのー。と思う人は、いやいや、そーゆー気分だったんだよ。
しかし雨がしょぼしょぼ降っててなんだかしょんぼり。
二人して天気の回復を待つのは、もうすっかり雨の中で走るのが嫌になったからだろうか。
あっちの空が明るいのだとか、雲が切れてきたのだとか、少しでもプラスに考えようと必至。
あとは地図を見ながら考える。
「う〜ん、ここから大牟田に高速船で行って北上するっていうのもあるなぁ」
『やけくそで長崎を目指すってのは?そっから帰ると』
とりあえず潤氏は最終日。今日中に帰路につかねばならん。
対する私は、明後日が最終日。全体にどうルーティングするか考えておかないと。
『熊本に行って、そこから電車とか?』
「しっかし一度行ったとこに戻るのは寂しいよねぇ。」
「お、島原の上の方から大牟田付近に行けるなぁ」
『ほんとだ、いいねぇ。これ行こうかな。僕は』
島原半島の北東、島原からちょい上の多比羅から対岸の熊本県に向けて航路があることを発見。
う〜む。さすがに航路の発展している九州。助かるなぁ。
 
PICT0803.jpg 予報は午前中には雨はあがる。。だった。10時を過ぎる頃には小雨になったしと、出発しようか。
とりあえず、この東屋の周りのゴミを拾って、次来る旅人の為に奇麗にしておこう。
(とか言って、ゴミ拾ってたのはほとんど潤氏で、私は「そこにゴミがー」とか叫びつつ荷造りしてた気が。)
 
自転車に雨装備をさせていざ出発。
ジーパンは濡れて重いので、カッパを着込む。
よっしゃぁ、島原を偵察していざ北に向かって出発!
 
二人でふっらふら走る。風は追い風かも!
と、ちょい寄り道。島原郵便局っと。潤氏、郵便貯金。
島原市内は、古い建物が多く、その代表が武家屋敷。遠くに島原城が見えて狭い子道に入り込む。
これまた目印が無いから苦戦する。路地裏をうろちょろ走って、またまた郵便局。
そこには武家屋敷。というか道路の真ん中を走る水路ー。
古くは生活用水として使われたという水路が道の真ん中をつらぬく。
その周囲には雰囲気のある建物が立ち並ぶ。雨上がりの野草など。
(あんまりのんびり見てると時間がどんどん過ぎちゃうぞー。
 
さて、あとはサクサクっと進みましょう。
国道から一路、島原半島を海沿いに北上する。微妙に向い風に変わっててしょんぼり二人。
天気は曇っているのでテンションはそれほど高くない。
ただ、黙々と走るだけ。
いや、私は潤氏の背中を見て走る。なんせ、彼は速い。僕は遅い。とても遅い。
よって、ただひたすらに後ろについて少しでも風の抵抗を減らすべく張りつく。
でも、気付くと離れてしまう。これでは、風の抵抗も関係なく、テンションも下がる。。。
 
それでも1時間程度だろうか、多比羅の町に入ってすぐにフェリーターミナルへ。
そのまま料金所ゲートでお金を払う。便数が多いのですぐに乗れそうだ。
ターミナルではやっぱりカステラが多い。あとは、国見高校グッズか。
国見高校って聞いた事あるけど、何だか知らなかった。サッカーで強いと潤氏。
う〜ん、メディアから隔離されている証拠かな。
 
GWと言っても、車の台数もまばら。
フェリーから、有明海の潮位を知る。岸壁の跡が生々しい。
フェリー出港と同時にかもめが追い掛けてくる。二人して飛んでるかもめを撮りまくる。
1GのSDカードと言えどもあっと言う間に残数が減ってしまう。
当然のようにたいした写真は撮れていなく、ほとんどが削除対象。
昼も過ぎて、昼飯食わないとなぁ。と、「馬刺しが食べたいっす」と潤氏は訴える。
長洲に着いたら、そこでスーパー探しますかね。で、昼飯にしましょうか。
昨晩の馬刺しが気に入ったらしく、馬刺しに執着する。右に同じく。
 
気付いたら、もう熊本は長洲が見えてきた。
カモメはここまで一緒で、湾を渡ったことになる。
 
PICT0869.jpg 長洲の町は、、、寂し〜っぃ。飯を食おうと思ったが、そんな余裕もあまり無い。
っていうか、店、いや人はいるのか?
とりあえず国道を北に向かうことにするが、な〜んもない。
肉屋が一軒あって、寄ってみる。
冷蔵庫に最後の一切れって感じの肉があったが、お値段100g=2100円で却下。
そんなに高級肉じゃなくて良いがなー。パス。
店を出たら、フル装備のチャリが。ういっすー。結構なおじさんです。
 
しょんぼりと走ってく。スーパーねぇかなぁ。
こんな時に限ってないんだよなー。
雲行きもどんよりしてくるし、なんだかテンションも下がってくる。
ちゃっちゃかと走る。気持ちがあせっているのかスピードが出る。(追い風なだけか?)
さっき肉屋の前で通り過ぎたおいちゃんがかなりのんびりと走っている。
かな〜り、のんびり。しかも、かな〜り きょろきょろしている。
挨拶がてら追い越し疾走。線路沿い。リレーつばめが何度も通る。
打開策無いまま福岡県に入ります。馬刺しの国、熊本県とはお別れです。
さようなら馬刺しよ。そして、もう3時近くになり昼飯よりも帰りの便が気になる潤氏。
原田の市街地に入り、郵便貯金をしてたらまたおいちゃんが向こうから。。。
一度追いぬいているだけに、こーゆー時って何だか気まずいように思う。
外で郵便貯金を待っていた私は、おいちゃんと話し込む。
随分テンションの高いおいちゃんやなぁ。
「わたしゃ、九州回ってます!」「29日目になりますよ!」
「坂は気になりません!」「三重から来とります!」
と、何とも時間が気になる私たちには、嬉しいやら哀しいやら、、、
 
原田の駅付近で、突然の雨。雨宿りと帰路確認の為に時刻表をチェックする。
今日の昼飯はカロリーメイトという哀しさ。もう時間も3時を回るかと言う感じ。
同時に特急のチケットをゲットして、潤氏帰路決定。
雨があがったところで、とりあえず私は近所の公園で宿営地を探すことに。
地図にある公園を目指すと、公団住宅の一角にある児童公園にテントが。あーさっきのおいちゃんだー。
早いなぁ〜ちょ〜〜っと早いなぁ。まだ4時前なのに。
 
そんなテントサイトから数分進んだとこに、諏訪公園なる公園を発見。
臨海地区にある公園らしく、無意味に広い。公園内は数ブロックに分かれていて、っと。
お、この日本庭園みたいな感じの場所によさげな東屋がっ。
あー。雨がぁ。。。と、ほぼ雨も凌げる東屋なので、今日はここにしようかな。
で、どうする潤氏? 彼は、そろそろ大牟田駅に向かい特急に乗る準備をしないといけないのだが。
「いやぁ、風呂入りたいっすよね。でも、自転車とパッキングの時間もあるし。。」
悲しいかな、4時を回っている。駅まで数分だろうが、雨がザンザン降っている。
私も駅まで見送りたいが、これはちょっとと悩む。
 
気合一発!雨の中へ潤氏帰る! 公園の道の向こうに消えていく潤氏を不思議な気持ちで見送る。
さらば潤氏。また、会うでしょう。次の日は晴れているといいよな。
 
夜はそれまでの食料処分と言うことで、チキンラーメンに、ご飯にカレーにと食べ尽くすつもりだったが、
チキンラーメン食べたところでお腹一杯。うっぷ。米は明日にパスじゃ。
雨があがったら、近所にテント張ってるおじさんとこに顔出そうと思ったけど、雨がひどくなる一方です。。
 

BACKNEXT
旅トップ