03/ 1/ 1 Wed
夜、きゅるきゅる回るあほ。ばるぅばるぅ走るあほ。ぱらりらほれひらぁと奏でるあほ。（初めて聞いた）
奈半利駅周辺というか、ここら辺の集団がたまっているのか、向こうの国道を走っていてもうるさい。
夜１１時前、深夜３時半と不機嫌な眠りの妨げをくらう。あぁ、耳栓をどっかで無くしたのが悔やまれる。
（フェリー乗船時はあったが、その後なくした）
去年は、岬のさきっぽだっただけに、まだましだったな。
まぁ、朝は大変なことになってた気がするけど…
朝、ちょっと眠い６時前。何故に眠いか、それは昨晩の奴等のせいだ。まったくもぉ。
餅を焼く。一応、正月だからなぁ。ムースココアがうまい。
次第に夜があけるが、初日の出は多分山の向こう側。
テントが今日も凍りついている。解凍するためにも、サクサク日が出て欲しいものだ。
そして、このテントサイトである奈半利駅前野球場の回りを取り囲むうるさい車集団。
なんつーか、言葉がありませんよ。私は…。小鳥のさえずりが悲しく思える…。（07:27）
朝露をはらうべく、テントを乾かしだしたのは８時頃だろうか。
初日の出もむこうの山から顔を出し、まわりを取り囲むうるさい車達もいっせいに走り去る。
こちらも、テントが乾いて８：３０出発。のんびり今日も行きましょう。
そうさ、元旦と言ったって、別にこんなところで滞在しても面白くもなんともない。
ましてや、ここはグランドの外野の隅。野球なんかが始まったら邪魔でしょうがないさ。
ボールがあたってテントが破壊されたらたまらんしな。まぁ、元旦から野球はしないとおもうが…。
とにかく、海沿いに走って高知市あたりまでは行きたいもんだ。うんうん。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に沿って道は続く。
駅があったら寄ってやろうと思うが、なかなかちょうどいい距離で駅が無い。
（国道から離れているのもいやだし、対向車線側も嫌だ）
伊尾木（だったかな）の駅は、国道からすぐだったのでトイレついでに寄る。
偶然列車も入ってきたので、一枚。ホントの目的は、この駅のキャラクター・とらお君。
まぁ、どうでもいいといえばいいんだがな…
安芸。野良川の澄んだ水に感動し、橋の上でチャリを止める。と、はばたく白い翼。
国道から外れて、野良時計を訪問。日の丸の旗がかかげられている。
野良時計があるのは民家なのだ。前の道に小さく流れる水路の先に水車を発見。
回っていない水車…手で回してやると、あとは自分で回り出した。
のんびりした時間が流れているようだが、野良時計はいつもと同じ時間を刻んでいる。
自分の時計もこの野良時計にあわせておこう。９時５０分っと。クルクル（ダイヤル回す）
う〜ん、俺の時間も２世紀を越えて刻み続けるか！？（10:03）
野良時計の街、安芸を通過すると国道脇にサイクリングロードが見えてくる。
女の子二人がやっているアイスクリン屋の脇からサイクリングロードに入る。
国道脇をへろへろ走る〜。向い風だしねぇ。
サイクリングロードは、時には土佐くろしお鉄道の下、時には田んぼの間、時には砂浜の横を走る。
途中、赤木駅のすぐ横を通るのでトイレついでに、カモメちゃんを撮る。
え〜と、今何時だろ…。あれ？９時５０分？…？…？
ぬおっ！！時計が動いてねぇ！！ あ〜、時計合わせて最後にパチッとスイッチ押してないんだぁ…。
（時計から出ているネジみたいなダイヤルを引っ張り、クルクル時間合わせ→パチッと押しこんで動き出す奴）
ぐぅ〜なんと、元旦からまぬけなぁ。さっきせっかく野良時計に合わせて、いい雰囲気だったのに…。
しょーがなく、携帯電話に合わせて時計を回す…。るるるるる…。
悲しみを乗り越えて元のサイクリングロードを走り始める…。
しかし、砂浜脇の道はこきざみなアップダウンがうざったい。
このサイクリングロード、途中トンネルがあったりしてこれは、鉄道の跡なんだろうか…。
道の駅夜須でサイクリングロードが消えた。
ここから走るが道に迷う。んが、難無くねらいの道に帰れる。県道１４号線。
国道はそのまま南国市、高知市内と中心地に向かっている
高知市中心部は海から４，５ｋｍ内陸にある。高知湾と呼ばれる湾が、その市内まで伸びている。
国道はその湾を迂回するように、大きく内陸に入り、高知市中心部を抜けていく。
私が目指すは、桂浜（坂本龍馬の銅像があるってところだ）手前の無料キャンプ場。
そして、残りの時間でさらに先へ進み、海岸線でキャンプとしたい。
高知湾には県道14号の延長上に橋がかかっているので、それを越えていく。
それに向けて、海沿いの県道を走るのだ。
さえない道。ただの道だ。家と田んぼの中を抜ける。それなりに車が走っているからなおさらいまいちだ。
しかも路肩がほとんどない、なおもってイマイチだ。あぁ、イマイチだなぁ。
休憩の何とか公園。高知空港向いの河原にある公園。さて、飯にするかな。
昼飯に格闘した結果、時間は１時を回ってしまった。
朝からそうだが、向かい風が時折強く吹く。ガスコンロは、この風と気温のせいで火力がなかなかあがらない。
米を炊くまでに随分と時間をくってしまう結果に…。
さぁて、いくぜぇ。おらおらおらぁ、…しかし道はあいかわらず冴えない。
途中、お寺に続く道が大渋滞。横をへろへろ走りましょう。
初詣かい？元旦早々、渋滞とはおつだねぇ。と、皮肉まじりに横をすりぬけていくチャリ。
だぁぁ、しかしいまいちやる気がなぁ。ペースは10km/hをいったりきたりの超スローペース。やる気ねぇ。
風も向かい風だしなぁ、しかし、このやる気の無さはなんだろ〜。昼飯がだめだったのかぁ？
なんでだろうなぁ。やっぱ、昨日の夜、暴走族がうるさくてあまり寝れなかったからかなぁ。
そこで、高知市に入った辺りで桂浜手前の公園で元旦の初走行を終わる事にする。
時間は３時。まぁ、ちょうどいい頃か…。ちぃと早いけど…。
目の前には、桂浜側へ渡るため、高知湾の入口にかかる巨大な浦戸大橋が見える…。でけぇ。
まぁ、高知港に通じる湾だからなぁ。大きな船とかも通だろうし…。
あれ、登るのかぁ、だるいなぁ。歩道なさそうだしなぁ。
自転車で登る事を考えると、うんざりする高さの橋。どうしたもんか…。
時間もあるので、テントを設営後軽いチャリでちょっと走り出してみる。
しかし、店は開いてないし、ここら辺には店すらほとんどない…。
んが、発見もあった。橋のたもとにある渡し船フェリー。高知県営で無料！！
ダイヤは１時間に１往復だが。あの、橋を渡るよりははるかに、難無く渡れる。
なんせ、浦戸大橋はちらっと覗いただけもかなりの勾配、
しかも歩道は一段高くなっているが、チャリが走れる幅ではない。
といって、車道は路肩が無いので、チャリは車道を走るしかない…。多分、超スローペースで、渋滞を呼ぶ。
おそるべし浦戸大橋。無料化されても、チャリには厳しい現実だ…。
と、まぁ発見はこの程度で、店はのきなみ閉まっている。まぁ、元旦だ期待するほうが間違っている。
ふらりふらりと、キャンプ地の公園に戻る。
この公園、猫が徘徊している。餌をねらって、俺のテントに潜り込んでくる。おりゃっ！
ちゃんと戸締まりしておかないと…。
今日は、60kmくらいしか走っていない。
まぁ、60kmも走ったとも言う。しかし、眠いというか、だるい。明日に備えよう。
今日の工程：奈半利→高知の浜
走行距離：60km
本日の一枚
「野良の空」
あぁ、眠いからコメントはカンベンな。
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