羽州爽走

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09/08/13 08:06

寒い…。
網戸のテント、風が吹き込んで寒いらしい。閉める。
雨の音。結構激しい。夜の２時。もうちょい寝よう。
風の音。テントが飛びそうな風ではないが、高床式だけに心配になる。
雨の音。また激しくなったかな。まだ外は暗い。３時半。もうちょい寝よう。
目覚の音。まだ雨降ってるし、起きてもしょうがない。寝よう。４時。

静かだ。雨が止んだか、テントをたたんで、飯にしよう。あ、雨が。６時。
阿仁合の河原公園。ここに張った高床式テントはなかなかよかった。
雨の浸水も無く、東屋の屋根のおかげで、雨の吹き込みもない。よしよしだ。
風もそれほど無かったか、テントが吹っ飛ぶこともなかったな。
さて、もちょっと寝ようかなぁ…。

ふはぁ、雨の音が少しは小さくなったかな。
お腹空いたから朝ごはんにしよう。テントはたたみましょう。
朝ご飯は、お茶漬け、パン、卵焼きと豪華。
雨が止むのを待つだけなので、ゆっくりご飯食べましょう。

しかし、雨が止む気配どころか、激しさを増している。
とてもとても、走り出す気にもなれず、昨日は、その分頑張ったから、今日は御休み気味。
東屋で、豪雨の音でも聞く。

すぐ横を秋田内陸線が走っていく。これもまたよしか。08:12

朝寝のあと、９時半に、さぁ出発しよう。少し小雨だし。
さすがに、この３畳程度の東屋の下でひたすら待つのは辛いものだ。

雨具装備は慣れたもんだが、やっぱり雨はいやだな。でも、待ってるのも飽きてきた。
いざ、出発だ。

川は大増水。濁流が流れてます。川沿いだったら怖いな。
昨日の夜遅くまで花火やってた連中も、そのままだったら流れてたかもな。

阿仁合の駅を横目に、町を抜ける。理不尽に坂道が登場し、へこたれる。すげぇ坂だなぁ。

国道１０５号になんとか戻り、あとはアップダウン。
小雨降る中でのアップは、汗がくったり。
小雨降る中でのダウンは、雨水がかかりくったり。

どっちもどっちだ。

しばらく雨の中の走行。１時間弱で、森吉に到着。阿仁前田の駅。なんとか温泉へ。
秋田内陸鉄道の駅と一緒になっている温泉だ。
小さな町だが、駅は大きい。
温泉は、４５０円。台風被害で３００円にしていたけど、燃料高騰とかで４５０円に値上げしたとか。
私の１０年前マップルに４１０円と書いてあるので、それほどの驚きではなかった。

塩化カルシウムの温泉でショッぱい気分になり、疲労回復。
休憩室で、天気の回復を待つとする。今日はそれほど走り回る気は無いのだ。11:30

さて、今回の家計簿などをつけてみる。
休憩室のテレビで丁度お昼のニュース。秋田県全域で雨マーク。こ、これは…。
さぁて、ぶらぶら行こうかな。12:19

外は小雨だが、走っていいるうちに雨が止んできたかも。
それにしても、そばを流れる阿仁川の濁流が尋常じゃない…。
あれに流されていたらを思うと…おちおち眠れてしまうから不思議だ。

あきた北空港まで１０ｋｍ。こんな所に空港があるのか…。と思うものだが、あるのだ。
回りは田んぼばかりで、人の気配も少ないのに。
国道１０５号線は、鷹巣方面へと右折し、大きなバイパス（と言っても路肩が広いだけ）に変化。
濁流の阿仁川を渡り、また田んぼの中へと突っ切って行く。

鷹巣中央公園。どうやら、無料キャンプ場があるようだが、草ぼうぼうで怪しい…。
看板も壊れ掛けているし、、、砂利道を行くと公園らしく池が見えてきた。
東屋・・・しょぼい・・・。キャンプ場とか言う以前にしょぼい・・・。
この公園パスだ・・・。

鷹巣駅に向かって、市街を突っ切る。これまた寂しいアーケード街。
駅にて、パンを購入し昼ご飯のかわりとする。
今更？だけど、今日はお昼ご飯を食べるタイミングを逸していた。

駅から少し北に道の駅があるので行ってみる。
道の駅たかのす。施設がバラバラと建っているが、特にでかい大太鼓の館が気になる。
裏にこれはいい感じの池と東屋もある。よし、今晩はここに決定。

近所の畑のおばあさんから、きゅうりをもらう。
その場で食べるも、うみゃぁ！！
何を言ってるか、９５％わからなかったけど、「んだ、んだ。」
どうも、数日前にも誰かがこの辺で泊まっていたらしい。ここは定番か？

おばあちゃんのアドバイスで、太鼓の館の裏にテント設営。
なるほど、これなら風も避けられるしいいわ。
あんがと、きゅうり畑のおばあちゃんよ。

あ、晩ご飯はキュウリ以外は調達できずに、カレーです。

本日までの走行は５４５ｋｍ。今日は予定通りすくなく、４５ｋｍってとこでしょうか。

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