−ＺＯＮＥ５−

何がリキュールなのか、自分で命名しておいて早速忘れている。（まぁ名前なんてどうでもいいんだが）

前エリアのオサカナテクニカルの難所を突破すると、少し穏やかな直線コースである。
このゾーンは東京でもちょいと不思議な景観を見せる。

左は浜離宮庭園。右には首都高速。さらに首都高速の向こうには、２００２年に再開発で姿を大きく変えた汐留地区がある。日々、変化を続けるここシオサイト。でも、結局はデカイビル群と、それに囲まれるような小さな憩いがお決まりだ。

浜離宮は小さなお堀に囲まれているので、（このお堀、とても汚く、時折激しく異臭を発する…。）道はそれを迂回するように出来ている。
夜は、首都高の下と言うことと、浜離宮にはさまれていることで暗闇となる。とても怖い…。ホームレスも道端にいたりするし、いつかひきそうだ…。

しかし、少し向こうには巨大なビル群が立ち並び、夜の夜景は少しきれいなものがある。
振り向けば東京タワーが見えたりするのである。

クリスマスシーズンだったが、おそらく日テレのビルがクリスマスツリーを飾っていた。窓の明かりでクリスマスツリーになっていた。
しかし、その裏である鉄道が走る面に「日テレ」とライトアップしていたのはどうかと思うが…。

このエリア、そんなに長くないのだがチャリで走ると景色がいまいちで退屈である。よって、体感的には随分と長く感じる。
道は所々首都高速の橋脚が立っていて狭くなっている。ので、人が二人くらい横に歩いているととても邪魔である。

夜はとても暗いので路面と対向車に気をつけないといけない。結構、嫌なエリアである。

　　

天気がいまいちの日だったので、写真はどんより曇り。

その名の通り、東京のベイラインです。
しかし、主要道路から一歩中に入っているので車道を走る車はほとんどなく、チャリの専用道路と化します。

前エリアの浜離宮を迂回するようにコーナーがあり、その後ベイサイドを走ります。
しかし、海沿いには建物が立ち並び視界はほとんどありません。

途中、竹芝桟橋（伊豆７島への航路がここから出港します）を通過し勾配８％のコース最大勾配を超えます。
車道を走れる上、ほとんど直線で構成されているので、走行はとても楽です。
しかし、風の影響を受けやすいエリアでもあります。
海沿いであるので、基本的に海からの横風に悩まされます。

時折開ける視界からは、対岸にあるお台場が見えます。
あのお台場がゴミを埋め立てて出来たことを考えると、ここが昔は海岸か海の上であったことを思わせます。


レインボーブリッジのたもとを通過し、このエリアは完了です。
ちょっと珍しい形の建物があったりします。飛び降り自殺をしようとしても助かりそうな建物です。



夜景がとても綺麗なエリアでもあるので、朝走るより、夜走る方が自分は好きです。
時々、レインボーブリッジの夜景を一人静かに眺めている女性がいたりします。

　　　

大島などへ行く高速船ジェットフォイルが、綺麗にライトアップ。水面に映る色鮮やかなボディーカラーが海であることを忘れさせます。