2000夏

〜私の青空。そこは本州最北端 大間崎〜

8月。夏休み。
どこに行こうか、直前まで悩んだけれど、なんだか北に行くことになっていた。
何故かはわからんけど、そーゆーわけで、3年ぶりの大間に行くことにした。


00/08/15 10:44

八戸を経由し下北へ突入。本日は尻屋岬を目指す。
青森限定?コンビニオレンジハートでミルクタイム。
八戸あたりから、ガスりだし、今は小雨が降る。
雲さえ見えない…晴間は見れるのか…

「オレンジハート」とは、なんとも気合な名前だなぁ。
▲青森名物。コンビニオレンジハート。
ここのコンビニのお弁当やおにぎりは手作り。
だから、各地のオレンジハートで味が違うのだ。

13:26
それまで沈み気味だった気分が、なんだかふっ飛んだ。
夏の暑さの再来。
尻屋から大間に向かいちょっと走ったところでの青空。
ふと車を止め外に出る。
アスファルトに座り込み、アスファルトの温度を感じる。やはり、暖かい。
汗が少し出てきた。
日焼け止めクリームが欲しいなぁ。

キタキツネの乱入。
▲おりゃ、キタキツネよドケッつーの!!

15:28

大間崎に到着。懐かしい。
前回来たのは3年前か…まだ、デジカメもない頃…
かもめが至近距離で飛行してくる。
3年前、「本州最北端の地碑」の上にかまえていたカモメ君は今年も健在だ。

天気がいい。うれしい。
▲本州最北端に向かう途中。
はるか向こうに大間が…見えない。

00/08/15 11:11

ここは、函館。
いくら丼1050円に一万円札を出し、会計のおっちゃんの手元の見慣れない札にもしや…。
おっしゃ〜〜二千円札をゲット。なんとも嬉しい瞬間。

やっぱ、乗ってしまった。
▲大間から函館に向かうフェリー「ばあゆ」
人だけなら1000円程度で渡れる。
んなわけで、函館にもちょっと足を伸ばしてみた。

17:58
函館山を徒歩で登りきる。登山道をしこしこ登りながら大汗をかく。
それにしても、本日の函館山はガスってて景色は不良。後ろにいる子供がしきりに「夜になれば光りがもれて見えてくるから大丈夫だよ」と言っているのがいじらしい。
そうこう言っている間にも、ここ展望レストランは雲の中へと消えていく。今まで見えていた函館の街がみるみる消えていった。…と、またもや後ろの子供は「雲の中でご飯を食べる人なんているのかなぁ」…と。おぉぉぉーー感動だ〜〜〜。

…っと、なんだか店内が騒々しくなる。急に霧が晴れたのだ。

函館の夜を満喫。ってところか…!?

函館にはおもしろい建物がいっぱいだ。
▲函館の空。
三角のとんがった屋根は、多分教会だろう。

大間の海岸でウニを取って食べた。
食べ方を教えてくれたのは、東京から帰省した大間出身のおっちゃん。

おっちゃんの言葉「一人旅かぁ。おらぁしたことないけど、寂しくてな。おらぁ寂しがりやだからよ…。」

「でも、実はひとりじゃないんですよ。出会いがありますから…」
と思ったけど、何故か言えなかった僕は、ホントは寂しいのだろうか…

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