■今回も、旅の途中で書いている日記を交えてみようかと思ったりする。（あり？何か前の佐渡、秋田と構成が似てる？ま、３部作ってことですから）
00/03/17 06:07
朝焼けの大洗港。
水平線の向こうから、大きな期待がやってきた。
朝６時。漁船が数席出港する中、僕を運ぶ大きな船がやってきた。
朝３時に、目覚によってたたき起こされたその先は、ずーっと、遠くの北の大地なんだよなぁ。
ふわぁぁ眠い…さて、セレナをフェリーターミナルに置いて
また、青い海に出かけてしまおう…。
▲さんふらわあえりも（大洗−苫小牧）
朝焼けの中を登場だ。08:53
ふわぁぁあぁ〜っとあくび。
まぶしい。白い大地がまぶしいぞ。本当にまぶしいなぁ。
ううううっ。目がしょぼしょぼするぅ〜。
しかし、北海道の雪は何故かサラサラだ。
それにしたって寒そうな所やなぁ。
とりあえず、雪降ってるし。
がおーーー。
▲名寄って駅。朝。
ここからオホーツク海沿いの町紋別にバスで行く。00/03/19 06:08
朝の北海道。
白い大地がきれいだ。ふかふかしているみたい。
きらきら輝いて、小動物の足跡が点々と…
朝の陽に照らされて、ここには自然が一杯あるんだ。
バスの車内にＡＭラジオから松山ちはるが流れる。あ、海だ。
あ、あれは…
▲紋別の海岸にやってきた流氷達。
遠く、シベリアはアムール河からの旅路らしい。13:00
中湧別のバスターミナル＆道の駅で、おもしろいものを発見。
「オホーツク旅コンテスト」その中にあった一文にひかれた。独りになりたくて、流氷を見る旅に出た。
北見から常呂行きのバスに乗る。終点のすぐ裏が砂浜。
見渡す限りの流氷群は、期待通り。人影はない。冬のオホーツク独り占め。
氷が波のうねりでキイキイ鳴いている。
その隙間は幻想的な青光り。
--と、人がいた。大氷塊の陰にうずくまっている。
驚いたが、儀礼的に「どうかしましたか」と、声をかけた。
「あ、家内に合いに来たのです」
「え？」
「流氷が見たいと言い残して亡くなりましてね。一度も一緒に旅をしてません。それで函館から毎年、家内を探して流氷の街へ」・・・っと、ところどころ省略して最後も省略しました。
そんなわけで常呂に寄ろう。そう思ったのです。
その人影はなかったけどね。そして、降りたが最後、延々３時間近くもバスを待つ事になる…
▲紋別の海岸にやってきた流氷達。
遠く、シベリアはアムール河からの旅路らしい。00/03/20 07:50
おはようフェルプス君。
さて今日の任務だが、釧路でバターサンドを調達する事にある。
例によって、この任務が失敗して電車に乗り遅れても当局は一切関知しない。
健闘を祈る。
プシャ〜〜〜〜〜カシオペアから煙が…
▲埋まってる〜〜
やる気の無い中古車屋だなぁ。18:13
青い海を満喫。
２月よりあたたかくなった風を頬に受け海を見る。
最高だね。大洗に帰ってくるフェリー。
甲板からフェリーターミナルを望むと、セレナが見えた。
たっだいま〜〜。
▲冬の甲板は風が冷たい。
でも、外は気持ちがいい。
